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フルリモートでも、開発スピードは落とさない。高速な成長を可能にするチームマネジメント(#HelpfeelStory)

Helpfeel(ヘルプフィール)には、多彩なバックグラウンドをもつ、個性的な面々が集まっています。そんなHelpfeelの中の人にスポットライトを当てる「Helpfeel Story」。今回は開発部でユニットリーダーを務める角田 徹にインタビューしました。

開発部 ユニットリーダー 角田 徹(@tsuno
2020年10月入社
前職:受託開発のシステムエンジニア
島根県出身。大学卒業後、大手ITグループ会社にて病院向けの電子カルテの開発・導入に従事。その後、大手IT人材派遣会社へ転職。エンジニアとして受託開発を担当しながら、島根拠点の立ち上げに向けた採用やチームマネジメントを経験。2020年にHelpfeel入社。副業としてコワーキングスペースの運営も手がけている。

「テクノロジーの発明により、人の可能性を拡張する」というVisionのもと、3つのプロダクトを展開しているHelpfeel。その根本を支えているのが、角田の所属する開発部です。

Helpfeelの機能追加に向けた開発を手がけるチームに所属し、メンバーのマネジメントを担当するユニットリーダーを務めている角田。前職までの経験を活かし、ピープルマネジメントにも本格的に挑戦しています。フルリモートの環境下でチームビルディングを進める際の工夫や、今後の目標について聞きました。


ユーザーとして愛用していたプロダクトに関われる喜び

エンジニアを目指そうと思ったのは、大学時代。Linuxでプログラミングをしたのですが「1日中やっていてもまったく飽きない」と自分の適性に気づきました。それがきっかけで大手ITグループ会社で16年間、IT人材派遣会社で3年間ほどエンジニアとしてシステム開発に従事。前職では島根エリアの拠点立ち上げも経験し、人材採用やマネジメントにも携わってきました。

エンジニアの仕事は、チームで進めていくもの。これまでの経験からコミュニケーションの重要性を痛感していました。

開発のために結成されたチームでは初対面のエンジニア同士が顔をあわせることも多く、コミュニケーションがうまくいかない場合もあります。だからこそ、チームの相性を見て適切に業務を割り振りしたり、声をかけてフォローするタイミングを見計らったりしながらマネジメントをするように意識していました。

そうした積み重ねがギクシャクしていた雰囲気を変え、徐々にプロジェクトがスムーズに進み始めます。そこにやりがいを感じていた矢先に、偶然「Helpfeelで働いてみないか」と転職エージェントから声がかかり、興味が沸きました。

実は私はHelpfeelが展開しているHelpfeelCosense(旧Scrapbox)のユーザーであり、ユーザーインタビューに答えたこともあるほどの愛用者なんです。Helpfeelの面接では、入社後の上司と先輩エンジニアの2名が話をしてくれました。選考では「組織が大きくなると課題化されてくることに一緒に取り組んでほしい」という話がありました。これは私がまさに前職で拠点を立ち上げた時の経験やピープルマネジメントを含めたチームビルディングのノウハウを活かせると思ったんです。

組織がスケールするフェーズで直面する課題は多いですが、チームビルディングの課題に向き合えるだろうという期待とプロダクトの魅力に惹かれ、入社を決めました。Helpfeelでなら充実した時間を過ごせるだろうという予感に間違いはなかったと思っています。

Helpfeelで改めて知ったチームビルディングの奥深さ

開発部体制(2024年9月時点)開発部の人数
・開発部は45名
 ・フルタイムメンバーは30名
   
プロダクトごとにチームが分かれています。チーム間でも知見を共有します。お互いにPull Requestを送ることがあります。
プロダクトごとにプロダクトマネージャーが1名います。

人数の多いHelpfeelチームではさらにいくつかのユニットを設けています。
ユニットは固定ではなく、開発タスクやその時々のミッションに応じて随時組み替えを行っています。

私が所属している開発部は、プロダクトごとにチームが分かれています。さらにHelpfeelチームは所属しているエンジニアが多いため、5つのユニットに分かれています。私のポジションは、Helpfeelチーム内にあるユニットのリーダーです。今は3名のメンバーをマネジメントしながら、業務効率改善に向けた開発を担当しています。

業務効率改善に向けた開発とは、例えば、サービス部(Webディレクター・テクニカルライター所属)やカスタマーサクセス部と連携して、Helpfeelを効率よく活用できるような機能開発を行っています。顧客に合わせてHelpfeelを納品・運用するなかで、構築〜運用段階の現場から「もっとこうした方が使いやすい。機能追加してほしい」と声が上がることがしばしばあります。そうした指摘を受け、実際に改善できるかどうか、改善するとしたらどういった改善をするか、どのように進めるのかをプロダクトマネージャーやこの領域に特化したリーダー、UIデザイナーと一緒に企画検討しています。「改善する」と決定したものは、具体的に噛み砕いてメンバーに伝え、開発を進めていきます。

私の仕事は、ユニット内のメンバーから上がってきたコードをチェックしたり開発の進行状況を確認するのはもちろん、ピープルマネジメントとして1on1ミーティングも積極的に行っています。3カ月に1度はプロジェクトを振り返り、どのように仕事と向き合っているかを聞いています。

メンバー1人ひとりと真剣勝負のように話を聞くこともありますし、穏やかに仕事について語り合う日もあります。仕事への姿勢や課題に対する取り組み方について聞くケースが多く、非常に勉強になります。私自身も日々のコミュニケーションの取り方について率直にフィードバックをもらい、チームビルディングを進める上でどのような振る舞いをすべきかを学んでいるところです。

深い思考とディスカッションによりプロダクト思考が鍛えられる

入社前は、フルリモートによる働き方に対して「会社への帰属意識が薄いのでは?」と思っていましたが、実際はまったく違っていました。

Helpfeelは「自社のプロダクトが大好きだ」と語るエンジニアが多く、ドッグフ―ディングを通じて「ここはもっと改善すべきでは?」と自然に考えています。プロダクトが好きだからこそ、BtoBのその先にいるユーザーを思い、「もっと良くしたい」と考えられるメンバーが多いように感じています。このような当事者意識を持ってプロダクトに関わる同僚が多くいることは、エンジニアにとって素晴らしい環境です。

Helpfeelの開発チームは、開発要件が降ってきてそのとおりに開発するスタイルではありません。顧客の要望やドッグフーディングを経て、企画から考えて改善サイクルを回しています。この開発スタイルの土台になっているのが、オープンな社風と各エンジニアの発想のユニークさだと感じています。高い技術力はもちろんのこと、「この技術を取り入れるとしたら?」などユニークな発想が多いんです。

さらに開発部のどのメンバーも言語化能力が高く、コミュニケーションが活発なこともディスカッションを盛り上げています。プロダクトをどう育てて成長させるかという「プロダクト思考志向」の強いメンバーが多いからこそ、「普通は」という、いわば思考停止状態を良しとせずそこからさらに一歩二歩と踏み込んでいく習慣があります。

その点でいうと「議論体力」がある方はHelpfeelに馴染みやすいかもしれないですね。なぜなら開発チームには「これが普通だし、どの会社もやっているからこれでいいじゃん」という考え方をする人が極端に少ないです。「その場合はこういうリスクがありそうだよね」や「そもそも何を解決したいんだっけ?」といったディスカッションがCosenseのそこかしこで活発に繰り広げられています。

これはHelpfeel独自のカルチャーだと思いますが、Helpfeelの発明力には大切なことだと思いますし、このカルチャーのおかげで私自身も入社してから、言語化能力、論点の整理力がだいぶ鍛えられたと思います。

持てる力を100%発揮して、組織の成長過程を特等席で見てほしい

フルリモート環境でのマネジメントは「チームメンバーの本音が見えにくい」「進行状況がつかめない」など、さまざまな不安があるかもしれません。しかしHelpfeelでは誰もが素直に“自己開示”してくれるように感じます。Helpfeelには私が入社する前からそうした風土が根付いています。

“自己開示”してくれるメンバーが多いとはいえ、参加しているメンバーのバックボーンはそれぞれ異なりますから、メンバーの話を丁寧に「聞く」ことを心がけています。そのためにも、1on1ミーティングの時間は大切ですね。

ピープルマネジメントはやりがいが大きい反面、難しさや課題に直面する機会も多々あります。それでもチャレンジしたいと思うのは「複雑な仕事で成果を出せば、より面白い仕事を任せてもらえる」と感じているからです。

エンジニアの世界では、今よりもさらに面白い仕事が「報酬」として還元されることがあります。私にとってピープルマネジメントは、未経験の領域に挑戦できるチャンスであり「報酬」でもあります。Helpfeelで面白い経験が積めていると日々実感しています。

プロダクト開発3本の矢 ソリューション新規開発:経営視点 新プロダクト 新商材 営業材料 ロードマップ、顧客要望の実現化:顧客視点
課題解決 受注対応 チャーン対策、プロダクトの磨き上げ:開発視点
機能提案・業務効率化
UI/UX向上 セキュリティ対策 バグ修正

将来的には、Helpfeelが「ググる=Google検索をする」に代わって、検索行動の代名詞になってくれたら最高ですね。ただの「FAQ探索ツール」では語り切れない、独自の魅力を世の中に発信していきたいです。

Helpfeelはプロダクトが強い会社ですから、「プロダクトをどう成長させるか」というプロダクト思考に基づいて一緒にディスカッションしながら、技術力を100%発揮していってほしいですね。Helpfeelには高い技術力とコミュニケーション力のあるエンジニアが揃っており、皆さんの100%の気持ちと力を受け止める環境は整っていると自負しています。

Helpfeelは組織として拡大が続いており、その中で開発チームも急成長中しています。Amazonでは「チーム編成はピザ2枚が配り切れる8〜10名が最適」とされているそうですが、私たちもその規模感を超えつつある中で、新たな課題も生まれています。今後はこうした組織づくりの課題とも向き合っていきたいですね。

発展途中の組織で課題は少なくないですが、その課題を解決し、組織の成長過程を「特等席」で見られるのはスタートアップの醍醐味だと感じています。Helpfeelの「リーダー」は意思決定の権限があるポジションです。ユニットリーダーとして組織課題に真摯に向き合いたい方、開発チームへのジョインをお待ちしています。

未来のHelpfeelを共創できる仲間を待っています

Helpfeelは一緒に挑戦する仲間を募集しています。
自社プロダクトで世界を変えてみませんか?


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