【元専業主夫×フルリモート】子どもに「おかえり」と言ってあげられる、仕事と子育てを両立できるHelpfeelの働き方
こんにちは、Helpfeel(ヘルプフィール) note編集チームです。
今回は、元専業主夫で現在もワーパパとして家族をサポートしている、テクニカルライターのkatsumi(カツミ)さんに、育児と仕事をどのように両立しているのかインタビューで伺いました。
「もしHelpfeelのような会社に出会っていれば、専業主夫にならず転職していたかもしれません」
専業主夫を経験したうえで、このようにHelpfeelの働きやすさを評価した理由は何なのでしょうか?
「Helpfeelの社風・雰囲気」の一面も感じられる内容となっています。すでに子育て中の方はもちろん、結婚・妊娠・出産といったライフイベントを今後予定されている・お考えになっている方も、ぜひご覧ください。
テクニカルライターkatsumiさんプロフィール
Helpfeel入社までのキャリアは、以下の通りです。
通信教育系出版社
専業主夫
フリーランス ライター(兼業主夫)
医療系Webメディア 編集・校閲
Helpfeel テクニカルライター
専業主夫を選んだ経緯
妻のキャリアをサポートしたかった
2013年〜2021年の約7年間、主夫をしていました。はじめの1年間ほどは専業主夫、その後の6年間はフリーランスでライターや翻訳をしながらの兼業主夫です。
子どもが小学生になったタイミングでフルタイム勤務に戻りましたが、それまでは家事・育児に軸足を置いた生活をしていました。
専業主夫になったきっかけは妻の妊娠です。
私の妻は助産師として病院で出産に携わる仕事をしています。妊娠した当時は夜勤もあり、肉体的・精神的に相当な苦労がありました。
妻はもともと看護師として働いていたのですが、助産師になるという夢を叶えるために専門学校を受験し、厳しい実習を経て資格を取得したという経緯があります。
そんな姿を間近で見ていたことに加えて、助産師という仕事の社会的意義を強く感じていたこともあり、子どもが生まれたら私が家事・育児を主に担うことで彼女のキャリアをサポートしたいと漠然と考えていました。
当時在籍していた会社は、男性の育児参加に理解がなかった
当時勤めていた会社は、「男性の育児」に対する理解がない、いわゆる"昭和な会社”でした。
お子さんが生まれたばかりの男性の先輩社員が定時に退社したら「はぁ?なんだあいつ(苦笑)」「奥さん専業主婦なのに」などといった陰口・悪口が漏れ聞こえてくるような社風です。
子育てに全力でコミットして妻のキャリアをサポートしたいという気持ちを持ちつつも、実際に子どもが生まれたら先輩社員のように「子どもを理由に定時で帰る変な奴」扱いをされるのだなぁと想像すると耐えられなくなり、後先考えずに退職を決意しました。
会社員に戻ったキッカケは、コロナ禍で増えた「フルリモート勤務」
子どもが生まれてからの1年間は、妻の育休と足並みを揃えて私も家事育児に全振りした生活を送りました。
その後も主夫寄りのフリーランス業を続けていましたが、子どもが小学校に慣れてきたタイミングでフルタイム勤務に戻ることになったんです。
思い返すと、社会と家庭それぞれの状況が大きく変わったタイミングでした。
妻の夜勤が無くなり、生活サイクルが安定した
コロナ禍の影響で、多くの企業がリモートワーク・在宅勤務制度の導入を始めた
御縁のあった企業で初めてフルリモート勤務を経験し、私の性に合っていると実感しました。なにより、子どもの帰宅時に家に居てあげられるというのが大きかったです。
その後、フルリモートに加えてフルフレックス制度もあるHelpfeel社と出会い、転職しました。
平均的な稼働日のタイムスケジュール
「平日のよくある1日」は、こんな感じです。
子どもが帰宅する15時以降、仕事は一時中断
15時になると娘が小学校から帰ってきます。ここから夕食の時間まで、集中して仕事をするのは難しいですね。
私の仕事机はリビング横の部屋にあるのですが、娘はひっきりなしに「今日起きた学校での出来事」について話しかけてきます。『クラスメイトの〇〇君とXXちゃんが云々』といった話を隣で延々とされると、「それ、いま仕事中断させてまで話すことか?」と思うこともありますが(苦笑)、息抜きと捉えて傾聴しています。
以下のタスクもあるため、この時間帯は離席することが多いです。
小学校のプリント整理
小学校・塾から出される宿題の進捗管理
習い事の送迎
看病に夏休み・春休み…子どもの長期休みにも対応できるフルリモート勤務
Helpfeelのフルリモート・フルフレックス制度の恩恵は、入社してからもたびたび実感しています。
子どもが新型コロナウイルスに感染した際には10日間ほど小学校を休んだのですが、仕事を調整しつつ看病できました。
夏休み・春休み期間中に、自宅で一緒に過ごせるのも嬉しいです。まあ実際は大変なことも多いので、「早く学校始まれ!」と思うことも少なくないですが(笑)。
Helpfeelで子育てと仕事を両立できる理由
日中に離席する頻度は高くても、後ろめたさや罪悪感は抱かずに済んでいます。フルリモート・フルフレックス制度の仕組みだけでなく、「一人ひとりが自律的に仕事を進めていく」というカルチャーが深く根付いているからだと思います。
「子育てと仕事のどちらも大切」という雰囲気を常日頃から感じられることも大きいですね。子どもに限らず、家族が体調を崩した場合は、看病や通院の付き添いで離席したり、仕事を休んだりするのが当たり前で、社内の日常風景になっています。
あのときHelpfeelのような会社に出会っていたら、専業主夫を選ばなかったかもしれない
妻の妊娠が分かった当時、在籍企業を退職するタイミングで、実は転職活動を少しだけしていました。ただ、「どこに行っても、仕事と子育ての両立は難しそうだ」と思えてしまい、しばらくは主夫業に専念することにしました。
もし、Helpfeelのような会社と巡り会えていれば、転職しようと当時の私は思ったかもしれません。かつての私のように、家庭と仕事の両立に悩んでいる方に全力でおすすめしたい会社です。
「子育て世代メンバーインタビュー」シリーズ記事
企画・インタビュー・執筆:宮原直孝 編集:katsumi